■旅日記 2003年北海道

2003年7月30日 東京→東室蘭

2003年7月30日

 8ヶ月ぶりの本格的な鉄道旅行ということで、今回は北海道へ行くことにしました。しかし、前日の夜から徹夜をしていたため、強行スケジュールになりました。朝5時頃新宿を出て、一度帰宅。準備していてた荷物を持って、すぐに東京駅へ。はやて号に乗るのは、2回目ですが、いつも旅に出るときは、やまびこ号だったので、少々違和感を感じました。

 そして、はやて号に乗車したものの上野駅付近からの記憶が曖昧になり、気が付いたら八戸駅手前まで来ていました。前日に徹夜していたので、かなりの睡眠は覚悟していたのですが、まさかここまで寝てしまうとは…。そして、八戸で特急白鳥に乗り換え。ここでは東北では見慣れた485系3000番台が止まっていました。そして、白鳥に乗車。あれだけ寝たので、今度は寝ないだろうと思っていたのですが、また睡眠…。次に気が付いたのは青森駅。ここで方向転換をして、一路北海道へ。やはり、また睡眠でした。そして函館に到着。そこで驚いたのは函館駅が大分変わっていたことです。二年半前に来た頃は跨線橋を介して、改札口へつながっていたのですが、跨線橋が無くなって階段を使わずに改札へ行けるようになっていました。

 そして、ここから函館本線の普通列車に乗り換え。乗った列車の終点の長万部へ向かいました。しばらく乗っていると、突然ホームの隣に200系新幹線が現れました。そう、流山温泉駅の線路の横には、200系新幹線が飾られていました。しかも3両編成で置かれていたので少々ビックリしました。そして、途中の森駅で行き違いのためにおよそ6分間停車するとのことで、跨線橋に上ってみることに。しかし、雲がかかっており、残念ながら羊蹄山を拝むことはできませんでした。そして、そのまま長万部へ。だんだん霧がかかってきて視界が悪くなってきたので、一眠りすることに。やはり徹夜明けは辛く、気が付くと東室蘭の手前まで来ていました。そして、そのまま宿へ直行。あまりに疲れていたので、夕食もとらずに寝てしまいました。

乗車区間 列車 車両
東京→八戸 はやて3号 E225-1402
八戸→函館 白鳥3号 クロハ485-3019
函館→長万部 2843D キハ40-838
長万部→東室蘭 491D キハ40-768

移動距離:1090.6km

2003年7月31日 東室蘭→札幌

2003年7月31日

 北海道二日目。この日は、襟裳岬へ向かいました。朝起きると、昨日とは違いいくらか天気がよかったものの、雲が多めでした。そして外へ出てみると、とても涼しい。昨日の新宿の蒸し暑さが嘘のようでした。すぐに東室蘭駅へ行き、特急に乗車。すずらん号の指定席はラッシュの時間帯としてはかなり空いていましたが、自由席が混雑していました。そして苫小牧に到着。ここからは日高本線に乗りました。

 苫小牧を出ると、しばらく室蘭本線と併走し貨物ターミナルを過ぎたあたりで右にカーブをとり、様似方面へ。車窓を眺めていると、工場地帯だけ。何か異色な感じでした。勇払までの10数kmはずっとこんな感じの風景が続いていましたが、勇払を過ぎると、工場が少なくなり、海や牧場が広がってきました。また車内の放送でも、"名馬○○の▲▲牧場"などの放送が流れたりとのどかな光景が見えてきました。車内は静内までは立ち客が出ないまでも、座席が埋まるほどの混雑でした。そして、静内で乗客の大半が下車し、20分ほど停車していたので、自分も外へ出ることにしました。外は朝よりは暖かくなっているものの、とても涼しい。そして静内からもゆっくり様似へ向かっていきます。そして終点様似に着くと、目の前にバスが止まっていました。そのバスに乗って襟裳岬へ。

 バスはJR北海道バスだったので、北海道フリーキップで乗ることができました。バスは海に沿って走って行き、えりも町の中心部を通り、襟裳岬へ向かっていきました。そして襟裳岬に近づくと、両サイドに海が見え、高台を走るバスの下には、岬の集落が見えました。そして襟裳岬に到着。バスロータリーからしばらく歩いていくと、展望台がありました。そして、その展望台の脇にはさらに先へいける道があったので、そこへ行くことに。そこには、遭難した漁師たちの慰霊碑が飾られていました。そして、断崖を見ながら、バスロータリーに向かいここで昼食をとる事に。ここではちょっと豪勢にいくら丼を食べることにしました。値段の割にはボリューム満点で、青い海をみながらの食事はまた格別でした。そして約1時間の襟裳岬での滞在を楽しみ、行きと同じバスで様似駅へ戻っていきました。帰りのバスは途中の停留所での乗降が一度も無く、とちゅうのえりも町のバスターミナル以外には止まらずに様似駅まで戻ってきました。

 様似から日高本線に乗り、苫小牧へ戻り特急に乗り、新札幌で下車しました。新札幌からは市営地下鉄に乗り換え、ホテルに向かいました。市営地下鉄の車内に風鈴があったのは驚きでした。

乗車区間 列車 車両
東室蘭→苫小牧 すずらん1号 クモハ781-103
苫小牧→様似 2225D キハ40-356
様似→苫小牧 2236D キハ40-357
苫小牧→新札幌 北斗15号 キハ182-508

移動距離:411.3km

2003年8月1日 札幌→旭川

2003年8月1日

 三日目の朝は、銀行を探すところから始まりました。某都市銀行を探すためにしばらく歩き見つけたものの、取引開始時間が午前8時だったので、大通り公園をウロウロしながら時間を潰し、午前8時になったと同時に引き落とし、札幌駅へ。タワーができてから札幌駅へ来たのは初めてで、函館駅同様、3年前の光景とは大きく違っていました。札幌からはスーパー宗谷のキハ261系に乗車。実は何度も稚内に向かったことがあるのですが、その時はキハ183系を使っていたので、初めてキハ261系に乗車しました。

 滝川からは普通列車に乗り換え富良野方面へ。この季節は札幌から富良野へ向かうリゾート列車が多く走っていましたが、それには乗らずにゆっくり行くことにしました。途中で居眠りをしてしまったのですが、野花南から島ノ下にかけての長いトンネルに入ったところで目が覚めました。キハ40系には冷房が無いので、窓を開けていたのですが、トンネルに入った瞬間に冷気が入ってきたので、窓を閉めたものの、隙間から冷たい風が入ってきて少々驚きました。富良野に着いたものの、今回は下車せずに先へ向かうことにしました。後ろに1両増結し、2両編成になって出発。山の中を進み、映画"鉄道員"の舞台になった幾寅駅に。駅舎は映画で使われたとき同様で、駅の周りには映画に出てきた町並みもありました。次の落合駅では、20分くらい停車していたので、列車の外に出ることに。跨線橋は長年手が加えられていないようで、今にも壊れてしまいそうな感じがしました。そして、落合を出ると、トンネルやカーブの連続。さらに下りの勾配がややきついため、加速していき、今まで見たこと無いくらいの勢いでキハ40は新得へ向かっていきました。

 峠を下っていき、新得に着き次の列車を待とうと、駅を出るとそこは雨。さっきまで天気はよかったのに…と思いつつもおよそ40分くらい待合所で待ち、振り子式特急列車に乗車。実は振り子式列車は苦手なのですが、何とか耐えて池田駅に。池田について、みどりの窓口できっぷを購入。両駅の頭には"(ち)"がついていました。そして、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線に乗車。ここは廃線が危ぶまれてるということで、車内では車窓を撮影している人が多く見られました。北見からは一度普通列車に乗り、遠軽に到着。遠軽は今となってはスイッチバック式ですが以前は北方向にも線路があったということで見てみたものの、暗くてよく分かりませんでした…。そして、特急に乗り、旭川へ。旭川の駅前では、夏祭りが行われていて、賑わっていましたが、小火騒ぎがあったらしく、消防車が数台出動していました。

乗車区間 列車 車両
札幌→滝川 スーパー宗谷1号 キハ260-103
滝川→新得 2429D キハ40-775
新得→池田 スーパーおおぞら5号 キハ282-2007
池田→北見 銀河 CR70-3
北見→遠軽 4670D キハ40-834
遠軽→旭川 オホーツク8号 キハ182-11

移動距離:612.5km

2003年8月2日 旭川→札幌

2003年8月2日

 北海道滞在4日目。祭りの後の旭川は静かでしたが、天気はあいにくの曇り空…。しかも祭りは2日間行われるようで、2日目の今日が本祭のようでした。そして旭川駅に向かう途中で朝マックをして、駅に到着。予定の列車の時間よりは早かったものの、しばらく駅で様子を見ていました。すると、待合室の向こうのほうでは、ノロッコ号が入れ換え作業をしていました。でもこの雨じゃ…と思いつつ、特急SWAに乗車。uシートは去年の春に友達とスキー旅行に来たときに改正日初日に乗ったものの、一般車に乗るのは初めてでした。わずかな時間でしたが、785系に乗った後、深川から留萌本線に乗車。

 留萌本線ではこの旅初めてのキハ54。今までに乗ったキハ54とは違い、転換クロスシート。なんかいつもと違うな…と思いつつ、いざ留萌へ。乗った列車の後ろには、回送のキハ54が一両付いての運転でした。そして、留萌に到着すると、後ろの空車を切り離して、後ろは折り返し深川行きに。そして先ほどまで乗っていた列車は、その先の増毛まで行く列車に。なら、わざわざ列車を分けないでも…。そこで下車したついでに改札から出ると、"明日萌"と書かれた駅名標がありました。何かと思って見ると、記念撮影用のパネルでした。誰もいないところを記念に1枚とって、駅のそば屋でそばを食べ、さらに先へ進むことに。留萌を出ると、線路跡と思われる跡地を発見。どこまで行くのかと思っていると、本線と反対方向に曲がっていました。しかもその先には、木の小屋が。なんで小屋が線路跡にあるんだろうか…。それはさておき、本線は進行方向右手に海を見ながら、増毛へ。留萌〜増毛間は駅間が短く、都会の私鉄のような感じで止まって行きました。そして、増毛に着くと、駅舎はあるものの、誰もいない…。やはり、盲腸線の終点はこんな感じなのでしょうか…。

 増毛を後にして、目指すは再び深川。海と別れ、山をくぐり深川に到着。そして、岩見沢まで特急に乗り、岩見沢からロングシートの731系に乗車。やはり、都市区間に戻っただけあり、学生や札幌へ遊びに行く人たちが多いこと。そして、札幌に着く前に車内は満員になり、札幌に到着。すると、乗客の4、5人を残して、乗客が総入れ替え。そして、車内は再び満員に。そして、列車は小樽に到着。小樽も去年の春に来たものの、今回は夜景を見ることにしました。しかし、日が暮れるまでにはまだ早かったので、手宮線の跡を少し眺め、昼間の小樽運河へ。曇っているもの、観光客の姿は多かったです。そして、小樽駅のロッテリアで時間を潰し、暗くなった頃を見計らって、もう一度小樽運河へ。やはり夜景はとても綺麗です。そんな小樽を去り、札幌へ。途中、小樽築港では花火が打ち上げられていました。

乗車区間 列車 車両
旭川→深川 スーパーホワイトアロー10号 クハ785-2
深川→留萌 4925D キハ54-527
留萌→増毛 5921D キハ54-527
増毛→深川 4928D キハ54-527
深川→岩見沢 ライラック14号 モハ781-9
岩見沢→小樽 3246M クハ731-207
小樽→札幌 3978M 記録なし

移動距離:338.0km

2003年8月3日 札幌→函館

2003年8月3日

 いよいよ北海道旅行も終盤を迎えるものの、天気はさらに悪化していく一方…。この日はあまりにも天気が悪かったので少々予定を変更し、新千歳空港でお土産をまとめ買いすることにしました。その前に、夕張へ行くことに。まず新夕張まで特急で向かいました。実は、この区間を昼間に通ったことが無く、信号所が多いことに少し驚きました。いくつものトンネルを越えて、新夕張に着くものの、雲はより一層厚くなる一方。ここから、普通列車に乗り換え、夕張へ。ここで驚いたのがタブレットを使用していたこと。清水沢で駅員からタブレットを受け取って、出発。新夕張を出て30分で夕張に到着。しかし駅前には大きなホテルしかなく、雨の勢いも激しいので、やむなく折り返すことに。ひとつ気づいたのは行き違い施設が無いこと。さすがは北海道って感じです…。

 ここから新千歳空港に向かったのですが、ただ特急で南千歳に向かうのは面白くないので、まだ乗ったことの無い室蘭本線経由で行くことにしました。とりあえず追分まで特急に乗り、追分から、普通列車に乗り換え。室蘭本線は、特急列車が走っているわけでもなく、本数が多いわけでもなく、なぜか複線。やはりこれも昔の名残なのでしょうか?そして、この旅3度目の苫小牧に。ここからわずか3駅ながらも特急列車に乗車し、新千歳空港へ。

 新千歳空港は、相変わらずの混雑ぶり。しかし、外は濃霧。やはり、放送で濃霧のため遅れる旨の放送が鳴り響いていました。羽田空港では濃霧などまず無いので、何か不思議な感じでした。ここでお土産をまとめ買いし、特急列車の発車まで空港ターミナルで待つことに。その間の時間を使って、手荷物をまとめて自宅へ郵送しました。そして南千歳からおよそ3時間掛けて函館へ。函館に着くと、ここでもお祭り。さすがに一人だったので行くのを控えました…。

乗車区間 列車 車両
札幌→新夕張 とかち3号 キハ182-12
新夕張→夕張 2631D キハ40-785
夕張→新夕張 2634D キハ40-785
新夕張→追分 スーパーとかち6号 キハ282-103
追分→苫小牧 1468D キハ40-786
苫小牧→南千歳 スーパー北斗9号 キハ281-902
南千歳→新千歳空港 エアポート144号 モハ721-1009
新千歳空港→南千歳 エアポート171号 モハ720-3101
南千歳→函館 スーパー北斗18号 キハ280-104

移動距離:487.3km

2003年8月4日 函館→東京

2003年8月4日

 そして、北海道最終日。昨日までの荒天とはうって変わって晴れ。外も昨日までの寒さとは違い、Tシャツでも平気なくらい暖かくなりました。とりあえず函館駅前の朝市を見ながら、市内をプラプラ。そして、函館山のふもとまで行ったものの、時間が無くなり、あえなく函館駅に戻り、朝食をとりました。そして函館駅舎を見ることに。すると、発車掲示板を見ると、SL大沼号が。なので、一度ホームに上がり、SLを撮影。出発を見送り、再び駅舎に戻り観察してみると、以前の駅舎の面影はまったく無くなり、心なしか淋しい感じがしました。実家が北海道の友達も、昔の駅舎のほうがよかった言ってました。しかしホームは変わっていないので、それが救いかな〜…と思ったりしてしまいました。そして、そこから白鳥に乗り木古内へ。だんだん暑くなってきて、窓を全開にしたキハ40に乗って江差へ。しかし走ってみると、やはり北海道の風は涼しかったです。車内も適温になったので、窓を下ろし車窓を楽しむことに。トンネルをいくつか潜り抜けると、天気がだんだん曇り空に。やはり、太平洋側と日本海側では天気の違いがこんなにも表れるのでしょうか?そして江差駅に着くも駅前はあまりにも閑散としていて、バスで無いとどこにも行けないような感じだったので、時間が無かったこともあり、そのまま折り返して、木古内へ。それにしても、やはり北海道はいいな〜と思いながら、去らなければいけないのは、なんとも悲しいものです。そして木古内からは新型特急の789系に乗り、一気に本州へ。それにしても、789系に乗ると、青函トンネルをあっという間に抜けるような感じがします。

 そして青森に着くと、隣のホームには583系が。何かと思って、一度下車してみると、それは特急かもしか。この日は青森ねぶた祭りの開催日で、かもしかも、いつもの3倍の9両編成で運転されていました。そして青森を去り夕日を浴びながら八戸へ。列車から降りると、とても暑い…。やはり北海道はとても涼しかったんだと改めて実感しました。ここでも、ねぶた祭りを見に来た人たちで大賑わい。下り新幹線がついた瞬間に、閑散としていた改札が、人で溢れかえりました。そして、臨時のはやてで東京へ。それにしても、盛岡まではトンネルのオンパレード。行きに記憶が無かったため、事実上初めての通過となりました。そして、およそ3時間で東京に到着。新幹線を降りて、一番最初に思ったこと…"暑い…ι"。

乗車区間 列車 車両
函館→木古内 白鳥18号 モハ485-3087
木古内→江差 122D キハ40-812
江差→木古内 125D キハ40-812
木古内→八戸 スーパー白鳥24号 モハ789-204
八戸→東京 はやて224号 E224-105

移動距離:972.5km

総移動距離:3912.2km