●池上線・東急多摩川線のワンマン運転

池上線は、1998年にワンマン化された。ホームには安全のために安全柵が設けられている。なお、この安全柵にはセンサーが取り付けられており、遮るとアナウンスが流れる。また、電車発車時にセンサーを遮ると、電車が緊急停止する。
ワンマン化に伴い、運転台にはディスプレイが用意されており、駅停車時には、駅に備え付けのカメラが映した映像が表示される。このほかにも、センサーの状態を表示する装置があり、この二点が大きな確認ポイントとなる。また、ドアの開閉は、運転台にあるボタンで行われる。以上より、通常は運転手による直接の確認は行われていない。
池上線と同じ方式でワンマン運転を行っているのが東急多摩川線である。東急多摩川線は、2000年の目蒲線分断により誕生した路線で、開業時からワンマン運転が実施されている。
ワンマン運転対応車両は、7600系・7700系・1000系である。なお、1000系は、雪が谷検車区に所属する編成である。7700系は、目蒲線で使用されていたが、運転系統変更に伴い、3両化が実施され、現在の姿となった。
●目黒線のワンマン運転

目黒線は、2000年の営業開始時よりワンマン運転が実施されている。池上線で採用されていた方式ではなく、ホームドアを用いた方法が採用されている。その理由としては、直通運転を実施する営団(現 東京メトロ)南北線で採用されていた方式で統一するためである。
池上線・東急多摩川線と同様に、目黒線を走る電車の運転台にもディスプレイが用意されており、運転台から、ドア付近の様子を確認することができる。また、ホームドアにセンサーが設置されており、ホームドアと車両のドアとの間に障害物があると、発車できない仕組みになっている。
目黒線で使用されている3000系・5080系のほか、直通運転している東京メトロ9000系・埼玉高速鉄道2000系・東京都交通局6300形もこのワンマン運転方式がとられている。
なお、都営三田線と埼玉高速鉄道線は、目黒線と同じ高さ程度のホームドアであるが、東京メトロ南北線のホームドアは、地面から天井まである。